特選きもの処　京新

子供がつけひもをやめて、はじめて帯を使い始めお祝いの儀式のこと。
男児は五歳、女児は七歳の十一月に行われていた。

本来は帯がゆるまないように最後に締める紐のことで、帯締めと同じ意味であるが、現在では、その紐につけた留め具の、宝石や金属などの細工物をいう。

碁盤の目のように連続する正方形を、互い違いに配色した模様のこと。

新潟県小千谷地方で産する麻の縮織。夏の着物に使用される。

奄美大島産の絹平織りの高級な着物のこと。結城紬と並ぶ代表的な紬織物。落ち着いた渋い味わいのある色である。

背中央に一つ、左右の後ろ袖と胸に各一つずつの計五ヶ所に紋がついていること

着物の前を合わせたときに上になる部分をさす。

最も一般的な帯結び。結び上げたとき背中に出る部分をお太鼓という。

帯の柄づけで、お太鼓になる部分と胴に巻いた前の部分にだけ柄があるもの。

撚りをかけた糸を用いて織り上げた後、ぬるま湯に浸して強くもみ。表面にしぼを出した絹織物。江戸時代にこれを将軍がお召しになったことから、御召物が略されて、こう呼ばれる。