紗文織ともいわれ、縦糸と緯糸が階段状に斜めに連続している織物。
【ア行】 着物用語集のアーカイブ
綾織り(あやおり)
2010.10.19 [火]絵絣(えがすり)
2010.10.19 [火]素朴な絵模様の絣のこと。山陽の弓浜、福岡の久留米の絵絣が有名。柄は大まかで、日常生活をテーマにしているものが多い。
絵波模様(えばもよう)
2010.10.19 [火]身頃、衽、袖に模様が連続して、全体で一つの絵のようになっている模様づけのこと。白生地を染色する前に裁断して仮縫いし、着物全体に柄づけを施してから仮縫いをほどき、染色などの加工をして仕立てられたもの。最も格の高い着物につけられる。さらに、着物全体に模様づけされたものを「総模様」という。
糸錦(いとにしき)
2010.10.19 [火]金糸、銀糸のほか各種の色糸を用いて模様を織りだした織物。中国から伝わり、京都の西陣や群馬県桐生市が産地。
秋田八丈(あきたはちじょう)
2010.09.16 [木]秋田地方で織られる紬織に、黄八丈の味を加えた紬。歴史が古く、品質もよい、色は黄、茶が多い。
江戸褄(えどづま)
2010.10.19 [火]江戸時代の小袖の模様配置の一種で、褄から裾にかけて模様を配したもの。留め袖に多く用いられるので、留め袖の別名になっている。
江戸小紋(えどこもん)
2010.10.19 [火]単色の型染めの模様で、江戸時代の武士が着用した裃の文様からきている。紋がつくと、ふつうの紋より格上とされ、色無地と同格になる。
梅文(うめもん)
2010.10.19 [火]梅の花の文様。梅は新年早々にさく花で、お正月を飾る着物に、昔から用いられてきた。
打掛け(うちかけ)
2010.10.19 [火]「かいどり」「かけ」ともいわれ、古くから女性の礼服とされている。現在では花嫁衣装として用いられ、掛け下の上に打ちかけて用いられる。
後染め(あとぞめ)
2010.10.19 [火]白生地に織られたものに、後で文様を染めること。染めの着物はすべてこの方法を用いる。